Komoda Law Office News

2017.02.13

○ ストーカー対策としての精神科治療の意義

ストーカー対策の一環で加害者に治療やカウンセリングを勧める取組みについて,各警察の働きかけで受診した事例が2016年4~12月に73件あったことが6日,警察庁への取材で分かった。

 

これは,カウンセリングの受診を勧めたストーカー事例全体の25%にあたります。

我が国では,あくまで任意で行われるため,本人が受診を拒否すれば受診が実現することがないため,全体の1/4という少ない割合にとどまったと考えられます。

ストーカーについては,加害者の心理的要因が他の犯罪よりも多く影響していると思われます。そのため,カウンセリングによって加害者の治療を行うことが今後のストーカー被害の防止に効果的であることは否定できないと考えられます。

また,海外においては,すでに加害者にカウンセリングの受診を義務付けている国もみられることからすれば,より多くの加害者がカウンセリングを受診する環境づくりが求められます。

 

福岡市内の方だけでなく、那珂川・春日・大野城・大宰府・糸島・飯塚など福岡市近郊でお悩みの方々もお気軽に相談予約専用フリーダイヤル(0120-755-687)までお問い合わせください。

予約専用ダイヤル 0120-755-687 WEB予約
KOMODA LAW OFFICE 総合サイト
遺産相続ワンストップサービス 相続専門サイト
KITTE博多マルイ5F相続LOUNGE
弁護士コラムYouTubeFacebook